排他的特権と企業の継続性

感性と理論

排他的特権と企業の継続性

独占権がなければ、株式会社は貿易のどの部分も長くは継続できないことが実実によって示されているようだ。

両方の市場に多数の競争相手がいるとき、一つの市場で商品を買い、別の市場で売って利益を上げること、需要の一時的な変動だけでなく、それ以上に大きく、頻繁に起こる競争の変化、つまり、その需要を満たすために他の商人がもたらす供給にも注意を払い続けること、知識と判断を駆使して、扱う商品の質と量をこれらの状況に適したものにしていくことは、つねに作戦を変更しなければならない戦争を指揮するようなものだ。

フランスの著名な著者で、経済政策に詳しいアンドレ・モルレが、1600年以降、ヨーロッパ各国に設立され、貿易を事業とした株式会社55社の一覧を作っており、そのすべてが排他的特権をもちながら経営の失敗によって破綻したと論じている。

国富論第五篇第一章第三節その二

これは、貿易会社に限った話だろうか

排他的特権とは、あらゆる産業において、国が法令によって参入障壁を作ることと同義だと思う

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