第13章 デフフォイの神託

The Origin of Human Society

第13章 デフフォイの神託

ἔσχε δὲ τὴν βασιληίην καὶ ἐκρατύνθη ἐκ τοῦ ἐν Δελφοῖσιχρηστηρίουὡς γὰρ δὴ οἱ Λυδοὶ δεινόν ἐποιεῦντο τὸΚανδαύλεω πάθος καὶ ἐν ὅπλοισι ἦσανσυνέβησαν ἐς τὠυτὸοἳ τε τοῦ Γύγεω στασιῶται καί οἱ λοιποὶ Λυδοίἤν μὲν τὸχρηστήριον ἀνέλῃ μιν βασιλέα εἶναι Λυδῶντόν δὲβασιλεύεινἤν δὲ μήἀποδοῦναι ὀπίσω ἐς Ἡρακλείδας τὴνἀρχήν.

彼女は王位に就き、デルフォイの神託から力を得た。なぜなら、リュディア人たちがカンダウレスの遭遇を恐れ、武器を手に入れていたからである。リュディア人の中には、ギュゲスの支持者と反対派がおり、神託がリュディアの王であるかどうかを決定すると、王であると認められた場合は王として君臨し、そうでない場合は王位をヘラクレイダイ(ヘラクレスの末裔)に返還することを決定した。

[2] ἀνεῖλέ τε δὴ τὸ χρηστήριον καὶ ἐβασίλευσε οὕτω Γύγηςτοσόνδε μέντοι εἶπε  Πυθίηὡς Ἡρακλείδῃσι τίσις ἥξει ἐςτὸν πέμπτον ἀπόγονον Γύγεω.  τούτου τοῦ ἔπεος Λυδοί τε καίοἱ βασιλέες αὐτῶν λόγον οὐδένα ἐποιεῦντοπρὶν δὴἐπετελέσθη.

神託が廃止され、このようにしてギュゲスが王位に就いた。しかし、ピュティアの巫女は、ヘラクレイダイの子孫である者が、ギュゲスの五代目の子孫に対して報復するだろうと述べた。この予言の言葉に対して、リュディア人や彼らの王たちは、それが実現するまで何の配慮も払わなかった。