第41章 アドレストスが護衛に

The Origin of Human Society

第41章 アドレストスが護衛に

εἴπας δὲ ταῦτα  Κροῖσος μεταπέμπεται τὸν Φρύγα Ἄδρηστονἀπικομένῳ δέ οἱ λέγει τάδε. ‘Ἄδρηστεἐγώ σε συμφορῇπεπληγμένον ἀχάριτήν τοι οὐκ ὀνειδίζωἐκάθηρα καὶ οἰκίοισι ὑποδεξάμενος ἔχωπαρέχων πᾶσαν δαπάνην. ’

こう話した後、クロイソスはフリュギア人のアドレストスを呼び寄せ、彼が来ると次のように言った。「アドレストスよ、そなたの罪を非難するつもりはないのだが、ただ不運に見舞われて無情な災難に遭ったそなたを清めてこの家に迎え、この私がすべての面倒を見ていることはご承知かと思う。』

‘ [2] νῦν ὤνὀφείλεις γὰρ ἐμοῦ προποιήσαντος χρηστὰ ἐς σὲ χρηστοῖσί με ἀμείβεσθαι φύλακα παιδός σε τοῦ ἐμοῦ χρηίζω γενέσθαι ἐς ἄγρην ὁρμωμένουμή τινες κατ᾽ ὁδὸν κλῶπες κακοῦργοι ἐπὶ δηλήσι φανέωσι ὑμῖν. ’

今、そなたに恩義をかけた私が生きている間に、今度はそなたが私に恩義で報いる義理があろう。そこでだが、私の意向としては、そなたに息子の護衛役として狩に出かけて欲しいのだ。途中で道で悪党がそなたらに危害を加えるようなことのないようにな。

‘ [3] πρὸς δὲ τούτῳ καὶ σέ τοι χρεόν ἐστι ἰέναι ἔνθα ἀπολαμπρυνέαι τοῖσι ἔργοισι; πατρώιόν τε γάρ τοι ἐστὶ καὶ προσέτι ῥώμη ὑπάρχει.’

さらに、そこではあなたの父祖の名誉を輝かせ、またあなたには勇気も備わっていますこのためにあなたも行く必要があります。